「笑顔譜面」への対処法
この記事はB4UT Advent Calendar 2020の記事として書かれたものです。
初めまして、B4UT1stのsibugakiと申します。音ゲーはだいたいやっていて、最近ではボルテで17全S目指しています。今回はボルテについての記事です。譜面画像はsdvx譜面保管所様のものを使用しています。
1.そもそも笑顔譜面とは
ちゃんとした用語とかではないので解説します。ざっくり言うと、笑顔譜面とは常識にとらわれないトンデモ配置でプレイしていて思わず「笑顔」になる譜面のことです。LV15の笑顔譜面については二年前の記事でシャバーニさんが触れているのでそちらを読むとより理解できると思います。
2.笑顔譜面を投げられる予兆
交流戦などで聞いたこともない譜面が飛んできたときは十中八九笑顔譜面です。他にも、ロカマチしているときに「これやってないの？やるべき」「これ面白いよ」などと言われたら警戒するべきです。「これいい曲だから」などと言われても、本当に言葉通りの意味で言っている場合といい曲だけど実は笑顔譜面である場合があるので注意が必要です。知らないLV15以下の譜面を投げられた場合は十中八九黒です。
3.笑顔譜面のタイプ
笑顔譜面にはざっくり4パターンに分けられると思います。
・レーン回転
・出張つまみ（主に直角）
・押し間違いを誘発させる配置
・ソフラン
4.レーン回転
そのまんまです。レーン回転中や回転後すぐにノーツがくるものです。ハイスピが低ければ回転前に視認できますが、正直初見だとどうしようもないです。諦めましょう。最低限モモンが門番ばんっ☆EXH（LV15)やVALLIS-NERIA EXH（LV18）くらいはやっておくといいと思います。
5.出張つまみ（主に直角）
初見ではいきなり出張配置がきても即座に手を反対側にもってくるというのはなかなか難しいと思います。
ですが、これらの一点ロング（特にFXロング）＋出張直角は実は出張しなくても取ることが出来ます。下の画像を見てください。
そう、実はFXを普通に押していてもつまみを薬指の押し引きで弐寺の皿みたいに取ることは可能なんです。（ちゃんと手を伸ばせば結構余裕があるとは思いますが、手が小さい人はもしかしたら届かない場合もあるかもしれません。その時はどうしようもないです。）これによって出張つまみ直角のだいたいはカバーできます。習得するのに大変な努力もいらないのでぜひ試してみてください。これによって
こんな譜面や
こんな譜面がラクラク取ることが出来ます。（二枚目は出張ではありませんが、わざわざFXを取ったあと手を離してつまみまでもっていかなくていいのは結構デカいです。）
6.押し間違いを誘発させる配置
特にロング拘束系に多いと思います。
普通の鍵盤を取る指で取っていくと指が足りなくなります。こういう配置に遭遇した時に重要なのは、ロングの始点を無理やりにでも取りにいくということです。 ボルテは弐寺とは違いロングノーツの終点にきっちり離さないといけないわけではないため、終点ギリギリで離して始点を拾いにいくほうが繋がる可能性が高いですし、終点間際のノーツがエラーになったとしてもそこで落とすノーツよりも始点を外してエラーになるノーツの方が痛いです。
こういうFXを普通に取ったら反対側にもFXが来たなんてケースは結構あるかと思いますが、親指を瞬間的にズラせば取れます。
上で書いたことを応用すれば、こんな配置でも薬指を伸ばしてつまみの最初だけ取って右手移行、左親指をずらしてRロングに回して対処することが出来ます。
7.ソフラン
これに関しては初見はどうしようもない部分であるとは思いますが、ハイスピを固定しておくことで曲開始時にメインBPMに合わせた倍率に勝手に設定されているので、基本的にそうしておけば大丈夫です。（そこに合わせると破滅する場合は曲開始前に対戦相手がハイスピをいじるはずなので、ガン見しましょう。僕はそこで参考にされたくないので、曲が始まってからハイスピを合わせます。）BPMがA-2AみたいなタイプのソフランでAに合わせられた場合、2Aの部分が短いか後半に高速化するなどが考えられますが、後者の場合両FXロングから若干空白があったりギアチェンポイントが設けられている場合があるので怪しければそこで少し下げましょう。
8.最後に
ここまでいかがだったでしょうか。ボルテは曲数が多いため、きちんと埋めている人が少ないです。特にLV16以下はやっている人が少ないため、笑顔譜面の対策が万全ではない人も多いでしょうが、少しでも助けになれたら幸いです。
